
久司道夫のマクロビオティック入門編』I
マクロビオティックの標準食(1)
http://www.med.u-toyama.ac.jp/surg2/images/macro/circle-graph.pdf
@ 全体の40〜60%を占めるのが全粒穀物
A 食事の5〜10%がスープ
B 一日の食物の20〜30%を占めるのが野菜
C 全体の5〜10%が豆類や海藻類
まず、全体の40〜60%を占めるのが全粒穀物です。
(この%は比重によるもので、分量にすると40〜50%)
米、小麦、大麦、ライ麦、そば、あわ、ひえ、とうもろこし
などの穀物を、精白せずに食べます。
理想としては、穀物の粒を丸のまま煮炊きして食べるほうが
良いのです。日本の食生活なら玄米のご飯が良いわけです。
この他、丸ごと粉にした全粒分を使ったパスタやパンなどでも
いいでしょう。その場合は、なるべく粉にしてから時間の経って
いないものを使うようにしたいものです。
次に、食事の5〜10%がスープになります。
最も理想的なのは日本の味噌汁ですから、日本の方ならば
味噌汁を日常的に取ることをお薦めします。
使う味噌は伝統的な製法でつくられた長期熟成の味噌を
使いましょう。
また、味噌汁以外にも醤油で味付けした澄し汁や、
塩で味付けした西洋風スープも良いでしょう。
但し、この場合も調味料は伝統的な製法で作られたものを
使うようにしたいので、醤油ならば長期熟成の醤油にして下さい。
そして、塩ならば、天然のあら塩から伝統的な自然な方法で
にがり分は減らして白色になった塩を使って下さい。
スープに用いる具材は野菜や豆、海藻などが良いでしょう。
西洋風の場合でも、肉や乳製品などはもちろん避けて下さい。
そして、一日の食物の20〜30%を占めるのが野菜です。
なるべく温帯性の野菜を選んで下さい。トマトやアボガドなど
原産地が熱帯のものはお薦めできません。また、ジャガイモも
あまり使わないほうが良いでしょう。
できれば、無農薬有機農法の野菜で、なるべく、ご自分の
住んでいる地元に近いものを選ぶのが理想的です。
煮物、炒め物など、様々な料理でおいしく食べて下さい。
それからもう一つ、全体の5〜10%が豆類や海藻類です。
豆類の中には豆腐や納豆など、豆を原料にしているものも含めます。
豆は、それほど大量には必要ありません。毎日食べるならば、
一日当たり、コーヒーカップ一杯分位が目安です。週に3,4回で
あれば、もう少し多く取っても良いでしょう。
また、海藻には、ノリ、ワカメ、昆布、ヒジキやその他色々な
ものがあります。
昔は、日本人ほど海藻を食べる国民はいませんでした。
海藻には、血液を浄化する効果がありますし、肌を美しくする
効果もありますから、是非食べるようにお薦めします。海藻は
多量には必要なく、少量で構いません。毎日すこしずつ食べる
ことが健康と美をつくるコツです。
一日の食事の大部分を占める基本的な内容は、こんな処です。
(つづく)
(参考)『久司道夫のマクロビオティック入門編』より 東洋経済
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