マクロビオティック(72)【癌に対する栄養面からのアプローチ(20)】
6 癌に至る慢性的な血液とリンパの退行
B 癌に対する食事面からのアプローチ(4)
2. 里芋プラスター
このプラスターには、小さい里芋を使う方が効果的である。
まず革を剥き、中の白い部分をすりおろす。
すりおろした粘性のある中身の白い部分を、すりおろした生姜を
5%ほど混ぜ、リンネルの布の上に1センチ強くらいの厚さにして
のせる。
そのプラスターを癌ができた患部に、生地が直接皮膚に触れる
ようにして当てる。
この冷たい里芋プラスターは、生姜湿布のあとにすぐ行う。
里芋による手当ては、包帯で固定してもかまわない。
効果が薄れる4時間くらいまでを目処に放置する。
患者が里芋プラスターの効果で冷たさを感じてきたら、湿布を
取り替える5分くらいの間、熱い生姜湿布を行うと、これを
緩和させるのに効果的である。
持続した冷たさが感じられるようであれば、フライパンで煎った
海塩をタオルで包み、プラスターの上にのせる。
この塩による処置が患者にとって熱すぎると感じさせないように
留意する。
里芋プラスターは、身体の癌性毒素を引き出す効果があり、
特に腫瘍に含まれる炭素やその他のミネラル分を除去するのに
役立つ。
プラスターを外したときに、明るい色をしていた里芋の生地が
暗色がかった茶色になったり、または、プラスターと直接触れて
いた皮膚が同様な色になっていたら、皮膚から余分な毒素や
その他の物質が排出されたことを示している。
この手当て法により、腫瘍の大きさは段々と小さくなっていく。
タロイモ(日本では里芋)は、通常アメリカやカナダのほとんどの
大都市で入手できる。
しかし、入手が困難であるときは、ジャガイモで代用しても
かまわない。
ジャガイモは里芋ほど効果的ではないが、ある程度の効果は
望める。
すりおろしたジャガイモ50〜60%に、すりおろした緑葉野菜
40〜50%を加え、すり鉢で一緒にして混ぜる。
これを里芋湿布と同様にして手当てに用いる。
(つづく)
(参考) 久司 道夫著、マクロビオティック「自然療法」日貿出版社より抜粋

